レシピで「バター大さじ1」という表記を見るたびに、どうやって量ればいいのか頭を悩ませていました。
計量スプーンに無理やり詰め込むのも、わざわざキッチンスケールを引っ張り出すのも面倒ですよね。
そんな悩みをスマートに解決してくれそうなアイテムを見つけたので、ネット上の情報や公式スペックをじっくり調べてみました。
この記事では、100円ショップでも手に入ると話題の便利グッズについて、本当に実用的なのか、その特徴や気になる注意点をまとめてご紹介します。
個人的には、計量の手間を大きく減らせる便利な道具になり得るかなと思っています。
大さじ1杯バターカッターの正体
まずはこのツールの基本的な情報を整理しておきます。
こちらは家庭日用品メーカーの小久保工業所が製造している日本製のアイテムで、正式な商品名は「大さじ1杯バターカッター」といいます。
品番は「KK-476」です。
本体は縦16.5cm、横3.5cm、奥行き1.9cmほどのコンパクトなスティック状になっており、重量はわずか14gと非常に軽量です。材質はAS樹脂で作られています。
ダイソーやセリアといった100円ショップのキッチンコーナーで見かけることが多く、110円(税込)という手軽さもあって非常に注目されています。
耐冷・耐熱温度がマイナス20度から100度まで対応しているため、なんと食器洗浄機での丸洗いが可能です。
ギトギトしやすいバターの汚れを食洗機におまかせできるのは、家事の負担を減らす意味でも大きな強みだと思います。
押し切るだけで大さじ1杯が取り出せる仕組み
このツールの最大の魅力は、キッチンスケールを使わずに一瞬で大さじ1杯分の分量を切り出せる点です。
使い方はとてもシンプルです。冷えた状態のバターの角にカッターのL字部分を合わせ、真上からまっすぐ押し下ろすだけとなっています。
これだけで、お菓子作りや料理のレシピでよく使われる「大さじ1杯(約12g)」が綺麗に取り分けられます。
カッターの刃先は薄く設計されているため、冷蔵庫から出したばかりのバターでも、それほど力を入れずに押し切ることができます。
毎回はかりを出して、包丁を汚しながら少しずつ削って微調整していた手間を考えると、この1アクションで計量が終わるのは本当に楽だなと感じます。
小さじ1杯の微調整にも対応する親切設計
ネーミングこそ「大さじ1杯」となっていますが、実は「小さじ1杯(約4g)」のカットにも対応しています。
カッターの面をよく見ると縦に1本の目安ラインが入っており、この線にバターの端を合わせてカットすることで、少量だけ切り出すことが可能です。
トーストやパンケーキにちょっとだけ乗せたいときや、ダイエット中で少しバターの量を控えたいときなどに、この小さじ1杯サイズは非常に重宝します。
大さじ1杯だけでなく、メニューに合わせて柔軟に使い分けられる工夫が100円のアイテムに施されているのは嬉しいポイントですね。
事前にまとめて16等分しておくカット術
使うたびにカットするのも良いですが、買ってきたばかりのバターをその場で一気にすべて切り分けておく方法もおすすめです。
200gの固形バターであれば、このカッターを使うことでちょうど16等分に切り分けることができます。
あらかじめ等分してバターケースに収納しておけば、朝の忙しい時間でも、必要なときに1カケラをサッと取り出してすぐに使えます。
塊のまま都度ナイフで切るよりも、料理のスピードが一段とアップするような気がします。
購入前に知っておきたい専用サイズという制限
非常に便利なツールですが、どんなバターにでも使えるわけではない点には注意が必要です。
公式スペックにもある通り、このカッターは市販されている一般的な「200gの固形バター」専用として設計されています。
そのため、お菓子作り用の大容量タイプや、業務用の450gバター、あるいはポーションタイプのものに使用すると、厚みや幅が異なるため正確な分量を量ることができません。
検証している方の情報によると、たとえば450gの業務用バターを半分に切ったもので使うと、1カットあたり10g前後になってしまうこともあるようです。
もし200g以外のバターを愛用している場合は、厳密な計量が必要なお菓子作りではスケールを併用し、料理用の大まかな目安として使うのが現実的かもしれません。
実際に使っている人の声から見えた本音
ネット上で口コミや評判を調べてみると、やはり多くの方がその便利さを実感しているようです。
特に、手が汚れないことや、計量スプーンをバターでベトベトにせずに済む点を絶賛する声が目立ちました。
一方で、プラスチックのL字部分にカットしたバターがぴったりと張り付いてしまい、剥がしにくいという不満の声もいくつか見受けられます。
これに関しては、プラスチックという素材の性質上、ある程度は仕方のない部分なのかもしれません。
対策として、カッターから剥がす際にバターナイフや爪楊枝の先で軽くつついてあげる必要があり、ここは正直なところ少し好みが分かれる部分かなと思います。
硬すぎるバターに使うときの割れや破損の対策
もう一つ気になったのが、冷蔵庫や冷凍庫から出した直後の、カチカチに凍りついたようなバターに使用する場合の注意点です。
プラスチック製のため、あまりに硬い状態で無理に押し込もうとすると、刃先が欠けたり破損したりする恐れがあります。
また、無理やり力を入れると、バター自体が綺麗に切れずに粉々に割れてしまうこともあるようです。
公式でも冷蔵庫で冷やした状態での使用を推奨していますが、冬場などでバターが硬すぎる場合は、少しだけ常温に置いて刃が通りやすい硬さにしてから切るのがおすすめです。
手の力加減に注意しながら、焦らずゆっくりと押し切るのが長く愛用するためのコツと言えます。
ケース一体型カッターとどちらを選ぶべきか
世の中には、ワイヤーを使ってバターを一気に5gや10gずつ切り分け、そのまま保存できるケース付きの製品もたくさん存在します。
それらと比較してどちらが良いかは、キッチンの収納スペースや求める手軽さによって変わってきます。
ケース付きのものは一回の作業ですべて切り分けられるのが魅力ですが、お値段がそれなりにする上、ワイヤーが歪みやすかったり、パーツが多くて洗うのが面倒だったりするという側面もあります。
その点、このスティック型のカッターは引き出しの隅にスッキリ収まり、場所を取りません。
何より110円という圧倒的な安さで手に入るため、まずは手軽にバターの計量ストレスを減らしたいという方の最初の選択肢として、非常に優秀なアイテムではないでしょうか。
気軽に試せるキッチンの相棒
今回は、大さじ1杯バターカッターの魅力と、使う上でのちょっとしたコツを整理してみました。
200gバター専用というルールや、カットしたバターがくっつきやすいといった小さなくせはありますが、110円でこれだけのストレスが解消されるのは見事だと思います。
何より、調理の途中でベタベタの計量スプーンを洗うあの煩わしさから解放されるだけでも、十分に手に入れる価値はあるのではないでしょうか。
毎日の朝食やお料理の時間が、少しでも快適で楽しいものになればいいなと思っています。
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